コトミのblog

森田ゼミ2期生

ワークショップ「クリーンソリューション」を考える

コトミです!

 

6日〜7日にかけて大雨で土砂崩れやら浸水やらでほんとにびっくりだった(・・;)

 

さてそんな状況の中、7日、福岡大学常葉大学の安武先生が来てくださり、ワークショップをした!

常葉大学から来てくださった安武先生には本当に感謝しかありません( ;  ; )

 

 

早速、ワークショップの話を。

 

ちなみに私のグループは、森田ゼミ1期生のお2人と自分の3人。

わたしは先輩を前にすると普段以上に控えめになって、自分から話せないことを自覚済みです。だから、今回は絶対そういう状態にならないように気をつけよう!と決めた。

 

 

今回の内容:顧客と自社で価値を共創する面的思考の実験ワークショップ

「※クリーンソリューション」に関するサービスの開発

※クリーンな暮らしを生み出す回答

 

この事業計画があったら…を想定して、安武先生の指示する順番でワークショップをした。

 

〜実践開始〜

①掃除に対する思いを付箋紙にまとめる

あらかじめ先生から提供された情報で、共感できるものを選択。加えて、掃除に対する自分の意見も付箋紙に書いて模造紙にペタペタ貼った。

この時、3年生は積極的に会話をしていて小さいことでも情報共有をしていた。私がいいなと思ったのは、「こういうときイライラするよね、嬉しいよね」とか、ユーザーの気持ちから入るよう促してくれたところ。そして書く前に一旦情報共有をしているから、全員で視野を広げていけた気がして良かった。

 

付箋紙にまとめた情報を眺めてると、

「掃除をした後に文句を言われるとイライラする」

「掃除したことに気づいてくれると嬉しい」

など、2人以上いる背景(実家暮らし)が見えてきた。

 

実家暮らしが多いと、自然と「自分と誰か」がいる状況で意見を書いてしまうね、という話になり面白いなと思った。

 

②情報の肉付け、深掘り

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周りに貼っている白い紙は、業界現状、社会背景、企業情報、製品情報が書かれている。

ex.)業界→家事代行サービスが普及している

 

模造紙に貼った黄色い付箋紙に関係するだろうな〜と思う白い紙を選んで模造紙に貼っていく。

 

③付箋紙の情報をグループ分けする

もう一つ模造紙を用意して、軸となる顧客情報が書かれてある付箋紙を真ん中に貼る。そこから空間や距離を考えて付箋紙を貼り、関係性を見ていく。

私たちのチームはまず、掃除をする掃除をした後に注目してグループ分けをした。

その中で「イライラ」と「嬉しい」とそれ以外で細分化して、何度も何度も付箋紙を動かした。

 

安武先生が、この作業からは答えのないゾーンだとおっしゃった。話し合いの方向次第でどんな形にも変化できるんだなと思った。

 

④付箋紙に白い紙を関連させていく

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業界→社会→企業・製品の順で関係するものを貼っていく。

例えば、「掃除すると決めた日にできないとイライラする」という情報に、「ユーザーに最適化されたアドバイス(業界)」と書かれた白い紙を関連させる。

1つの付箋紙に対して白い紙が4.5個ついている部分もあって、情報が固まってるところが大事なんじゃないかなと思った。

 

関係が近いものと遠いものの距離を考えて貼っていったが、まだこの段階ではぐちゃぐちゃしてるなという感じ。

 

⑤線や囲みなどでわかりやすくしていく

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最終的に出来上がったものがこれ。

真ん中の青い囲み→掃除をする前

左のオレンジの囲み→掃除をした後

赤い囲み→時間とは関係性が遠いもの

 

掃除をする前と後の隙間にユーザーのニーズが隠れているのではないかという問いを立てた。(赤い斜線のところ)

青い囲みの中で中心となっている情報は、

「掃除をする時間がなくてイライラする」

掃除をした後は、掃除の質に関する情報が多い。

ということで、私たちはこれを理想と現実で表現した。

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そこから導き出された結果がこれです!

「短時間でも使用者がスッキリし、クオリティーが高いと感じることができるクリーンソリューション」

 

 〜実践終了〜

 

 

感想

2.3時間ほどワークショップをしたのは初めてだったので、いい経験ができた。考えたことや疑問に思ったことを言った後に、先輩方からいろんな反応がもらえて嬉しかった。

 

安武先生からは、私たちのグループは付箋紙が何度も移動してて興味深かったと言われた。

一度、これでよし!と思っても、やっぱり違うんじゃないかという意見が出て、もう一度みんなで考えを深める。だいぶ自由な考え方ができていた点は良かったんじゃないかなと思う。

 

 

でも、私たちは線や囲みをつけることで途端に考えが止まって話し合いが行き詰まった。

このことに関して、安武先生は、線をつけることで縛られてしまうということを教えてくださった。

 

そして私たちの模造紙を見て、

「囲みが大きすぎたかもしれないね、もう少し小さい囲みを多く作ると考えやすかったかも」

とアドバイスをくださった。

 

 確かに、大まかに囲みすぎて中の情報が多くなっていたのは反省点。ペンで付け加えを書くときのコツはあるのか聞けばよかったな…と今になって思ったりする。

 

 

 

こんな感じで、内容たっぷりのワークショップだった。

以前、森田先生と個人面談したとき、グラフィックレコーディングを知って、常葉大学のことも聞いていたので、安武先生と関わる時間を持ててすごく光栄だった。

 

安武先生ありがとうございました!!

 

 

 

 

以上(*´-`)