4/26 ゼミ~利己主義~
どうも、コトミです!
今週のゼミは、教育開発支援機構の須長先生にお越しいただきました。
須長先生には昨年ASゼミでお世話になってて、またお会いできて嬉しかったです!私のことを覚えててくれたのも嬉しかった☺︎
また、森田ゼミに興味のある2年生や4年生のゼミの先輩も来てくれていました。
来てくれた2年生もグループワークに参加することになって、3年生がひたすら話し合う中に入るのは気まずかったかもしれないけど、真剣に話を聞いていてくれて嬉しかった。
さて本題に入りますが、今回私たちが考えるのは「利己主義」について。
一人ひとり、正しいのか正しくないのかを事前に考えてきて、今回のゼミで話し合いを行った。
話し合う前に、まずは須長先生のお話を聞いた。
問いを立てる
森田先生からも問いを立てることの重要さは学んできましたが、須長先生からもどうして問いが大事なのかお話を聞いた。
問いは、モノを考えるきっかけになる。
問いを立てるには、「ん?」っていうつまずきを見過ごさず考えてみる。そのつまずきが問いや疑問になる!
普段当たり前だと思ってることでも、実は当たり前じゃないのかもしれない…
かの有名なプラトンは1+1=2を疑ったそう。
「本当に2?」って。
私だったら絶対そんなこと考えない…
でも、プラトンは1本の棒と1本の棒を合わせると2だが、1本の棒をパキッと割って合わせたらそれは2なのか?って考えたらしい。
その話を聞いて、
「言われてみればたしかに…?あれ、でもそれは割り算??え、どういうこと??」って思った。
須長先生から自分が当たり前だと思ってたことが揺さぶられる感覚をもてと言われた。
だから、さっき私が戸惑ってたのは良いことだったみたい。たしかに、頭の中グラッグラしたわ(笑)
話し合いでは自分の意見をゆっくり話して、主張するのではなく相手の意見に対して肉付けや展開をしていくように質問を投げかける。
字面だけみると、相手の話を聞いて質問をするというだけなので簡単そうに見える。
だけど、実際は相手の話を膨らませるような質問をしようと思うと、本当にしっかり相手の話を聞かなきゃダメだし、「さっき〜って言ったよね?」っていう確認も必要だった。
なかなか難しくて、先生から言われたように質問ができたかどうかわからない。
いや多分できてない。難しかった。ついつい自分の意見と比較してしまって「私はこう考えるけどあなたは?」的な。
そうじゃないんだよなってわかった。
ASゼミの時も問いの立て方は須長先生から教わったはずなのに…くやしいなあ
うまく質問できなくて悔しいなと思ったけど、話し合い自体はすごく楽しくてみんなの意見が色々聞けて面白かった。当たり前だけどみんな考えてることは違って、相手の話をちゃんと聞けば考えてることは違っても理解しあえるんだなっていうことを実感した。
あ、先にグループワークをやった感想とか反省を書いちゃったけど、グループワークのことも書いておきます。
森田先生の提案で、何人かが話し合いのグラレコすることに…
私たちのグループは全員が「利己主義は正しい」から始まった。
・老人が正しいということは青年は間違っているのか?
・善い行いをすることは自己満足なのか?
・利己主義はwin-winなのか?
・お見舞いに行くという行為は自分のためにやってるのか?
というような、揺さぶりを自分たちにかけて議論を進めていった。
私たちのグループは利己主義と利他主義に話が進んでいって、人間の善い行動には2種類あるんじゃないかって思いはじめた。
『頭で考える前に体が動いてしまうパターン』と『頭でいろいろ考えてから行動するパターン』で、前者は相手のことを優先的に考えていて、後者は自分のことを優先的に考えているということで利他と利己に分けられるのではないか。
利己主義だけが一概に正しいとは言えないのでは??
みたいな話をしているところで話し合いの時間が終わった。
ほかのチームの発表では「愛」が話に出てきていて、利己主義が正しいとするならば愛が否定されてしまうっていう意見はすごく面白いしめちゃくちゃ納得した。
今回、グラレコをさせてもらって最初全然手が動かなくて正直焦った。複数人が交互に喋ってるから頭も手も追いつかなくて(笑)
やばい何か書かなきゃって思って、聞こえてきた言葉をとりあえず書いてるという感じだった…
木戸ちゃん、ちひろちゃん、真奈さんの書いたグラレコを見て、「あーそうやって書けばよかった!」って気づかされることがいっぱいあったので、今後もめげずに練習頑張っていこうと思った!
以上(*´-`)