コトミのblog

森田ゼミ2期生

透明人間になりたいと思った卒論の話

こんにちは。

去年の自粛期間中にVTuberにハマり、配信を追っかけているコトミです。

 

さて、卒業式も明日に迫ってきました。

卒論の話は学生のうちにしとかなきゃなと思いまして。

卒論頑張ったし、この経験は忘れないようにしとこう。

 

 

卒論しんどいけどまぁ面白かった

卒論書き終わって先生からOKをもらった瞬間は、1人で拍手してました。

 

終わった!?!?やったーーーー!!!

って。

森田先生、OK出してくれてありがとうございました。

OK出たとき嬉しすぎてスクショしときました。LINEもGoogleドキュメントのコメントも(笑)

 

卒論終わったときの達成感は大きく、ものすごく爽快で、やってよかったと本当に思いました。

でも実際、かなりしんどくて毎日パソコンやスマホで作業しながら顔が青ざめ、寝落ちして、「うわぁ今日も卒論か…」って思いながら朝起きて。

こんな状態になるまで卒論から逃げまくってた私が悪いのですが。

 

結果的に面白かったかも!と感じたのはなぜかをブログを書きながら考えていこうと思います。

 

 

卒論しんどかったのは何故?

私的答えはこれです。

 

指示待ち人間だった👤

 

細かく言えばたくさんあるけれど、まぁ一番は完全にこれだと思う。

 

なにしたらいいんだ??状態が長く続いてしまって、先生にも自分から聞こうとせずまさに指示待ち。

 

ゼミで先生にスライド作ってくるよう言われたら、就活でワタワタしてても作れたし、A4でまとめてと言われればまとめられる。

でも発表が終わればまた指示を待っている自分がやっぱりいて、何もしない時間がまた増えていく。

先生頼りになりすぎていたことが私が一番反省するところだなと思います。

就職前に自分の悪い部分が露呈してよかった。

 

 

とりあえず悪かった点をまとめました。

↓↓

➀序盤の方(夏頃)のやる気のなさ

就活が6~7月くらいには落ち着いていたんですけど、就活から卒論へのやる気のシフトが全くうまくいかなくて、「就活頑張った」を言い訳に卒論をさぼり続けていました。

ほんと勘弁してくれ自分。

 

②集中力が続かなくなってる 

私、中学〜高校は結構本読むの好きで暇な時は読者をしていたんですけど、大学に入ってから本は買うけど全く読まなくなってしまって。

(買ったけど読んでない本が20冊くらいある…)

 

本を読まなくなったせいか集中力が落ちてて、文章を見るとうわぁ…ってなって、本一冊読むのがとてもキツくなってしまったんです。

それが卒論にも影響してて、論文や本を読んだりする作業に慣れるまでにかなり時間がかかりました。

 

③優先順位めちゃくちゃ

当たり前ですが就活が終わってもやることは沢山あって、月一の内定者セミナー、就職先からの課題、卒論、ゼミ以外の講義、バイトなどなど。

 

やらなきゃいけないことは沢山あるけど、1日ごとのスケジュール管理が下手くそすぎました。

卒論やらなきゃって思ってたら卒論のこと考えるだけで1日終わっちゃうし、、

内定者セミナーの日は1〜2時間それに出席するだけで今日のタスクが終わった気になって、それ以降何もやらなかったり、、

 

1日ごとにtodoリストをつけるべきだと気づくのが遅かったんですよね。

 

…まだまだ反省点はありますが、まあやっぱり一番は「どうしたらいいかわからない」っていう時間が長すぎたことです。

 

そこからなんとか抜け出して、(ちょっと遅れたけど)無事卒論を完成できたのは卒論に取り組みやすい環境を見つけたり、todoリストの効果がでてきたり、いい感じに1日を過ごせるようになったからだと思います。

 

 

卒論に取り組むときの私のベスト環境

私が卒論に取り組むときに一番困ったのは、

自分の集中力をどうやって保つかでした。

 

18,000字以上書けと言われても、ほんと最初は途方に暮れるばかりでした。

何から取り組めばいいか全くわからないときって集中できるはずもないし、

論文読んでても内容が全然頭に入ってこない。

 

色々試した結果、良いなと思った環境はコチラ

↓↓

◎友達とZOOMつないで一緒に作業する、監視しあう

人数は2~3人がいい。

カメラオンで作業中はミュートするのが一番良かった。

たまに聞きたいことがあって話しかけるけどミュートしてるの忘れがちで、みんなのミュート芸が面白かった笑

 

◎時間は12時~25時くらい

 集中できる時間は人それぞれだけど、

私は昼頃からスイッチ入ることが多いな~となんとなく思ったので、無理に早起きして作業するのはやめました。

友達とも昼〜夜の時間だと都合が合いやすくて、頻繁に通話できてよかった。

 

◎1日ごとにtodoリストをつける

今日は一日卒論だけやるぞって日でも、論文を読む時間、休憩でYouTubeを見る時間などメモして、なんとなーく時間を把握して作業するのが効率が良かった。

私は100均で買ったtodoリストの付箋紙に書いてました。

 

【例】卒論全力でやる日

10:00までに起床

13:00 卒論開始

・保存した論文を読む(13:00〜)

・先行研究の部分まとめる(15:00頃〜)

YouTube休憩(17:00〜18:00)

牛沢さんの動画が毎日17時に上がるのでこの時間休憩しがち笑

19:30 卒論再開

・友達とzoom開始(20:00予定)

 

こんな感じである程度のリスト作ってました。

私にはめっちゃ効果的でした!

 

◎APEX配信を作業のお供にする

APEXの音はなぜか私の集中力を高めてくれてました。

このブログの冒頭でVTuberにハマったって言ったんですが、APEXの長時間配信してるVTuberさんが多くて。

ゲーム内の銃声の音とかアイテム拾うときのカチャカチャって音がめっちゃ心地よくて、作業中気にならない程度の音量にしてずっとBGM代わりにしてました笑

 

この環境で卒論に取り組むようになってからようやく作業が進みはじめました。

 

 

ちょっとだけ卒論内容の話

私は卒論を書き上げるために何度も実験を行ったのですが、その実験がまあまあ辛くて(笑)

 

私の卒論のタイトルは、

「仕掛学や空間演出による無意識的行動についての研究―アルコール消毒液を用いた実験をもとに―」

です。

 

普段から消毒液のノズルを手で押す瞬間をバイト中に何故かめっちゃ観察してて、消毒液を手に出す時たまに変な押し方する人いるんですよ。

爪先、人差し指一本、手のひらの下の方(手首あたり)など。伝わりますかね…?

 

とにかくその様子が私は不思議でたまらなくて、普段から気になってた疑問をそのまま卒論に持ってきました。

 

で、消毒液の触り方には場所のイメージが関係してるのでは?→設置場所に着目して建物の入り口&トイレの入り口で色々実験してみよう→実験を何回も行った

めっちゃ大雑把ですが、こんな流れです。

 

それで大学内で実験したんですけど、もうコロナのせいで全然人がいなくて。

建物の出入り口での実験で50人ほどのデータ集めるのに3時間以上かかるし、3時間もそこにいるから何度か通る人には変な目で見られるし、知り合いではない先生から「大丈夫?元気?」って謎の心配されちゃう始末………

 

これだけじゃない。トイレでの実験もまた地獄。

そもそも大学に来てる学生が少ないからトイレ使う人もめっっっちゃ少ないんです。

だから観察する人数も20人くらいに設定。

その日使われる教室を事務員さんに確認して、トイレの入り口付近でひたすら待機して消毒液を使うか観察してたんですけど、トイレに入る人たちから変な目で見られないように目を逸らしたり、一旦離れて数分後に戻ってきたりとかして、、

トイレの実験は3時間どころではなく、丸2日かかりました(笑)

 

実験は精神との闘いなんですかね…?

これほどまでに透明人間になりたいと思ったことはなかったです。

 

1人で実験してた日もありますが、友達が手伝ってくれる日も沢山あって一緒に精神と闘ってくれました。助けてもらってばかりで感謝しかないです。本当にありがとう。

 

卒論面白かった

ここまでブログ書いてきて、卒論が面白かったと言えるのは結局周りのおかげだなと思いました。

綺麗事じゃなく。

zoom繋げて友人と監視し合いながら作業したこともそうだし、自分でやろうと決めた実験が思った以上に辛くて、でも最後まで実験できたのは手伝ってくれた友人のおかげだったし、やっぱり1人でやろうとしないことが大事だったのかもしれないです。

 

 

先生から教わった社会人になっても覚えておきたい言葉

卒論の振り返りの時に、森田先生がおっしゃってたことにすごく納得してこれは忘れたくないと思うのでブログにも載せておきます。

 

・モチベーションに頼らない

モチベに頼らないと仕事ができないはダメ

・自分で締め切りを作る

・仕組みと習慣

時間の確保、余裕を持つ

仕事のライン引きを間違えない

→仕事はどこまで?雑用も仕事として考えるとメインの仕事と同じテンションで取り組める

 

ハッとする事ばかりです。モチベに頼るのはやめようね、4月からの自分。

 

 

よし、書きたい事全部書けたし満足。

 

以上(*´-`)