コトミのblog

森田ゼミ2期生

『外資系コンサルのスライド作成術』を読んで

 

前回のブログにも書いたが、先週はゼミの先生と個人面談があった。

 
そのとき、森田先生に
外資系コンサルのスライド作成術』という本を貸してもらった。
著者は山口周さん。
 
私はこの本を読んで、印象的だったフレーズが3つある。
コンサルティングではスライドが「商品」そのものになる
スライドはプレゼンや説明に使用する資料としか考えていなかった。
私には”商品になる”という考えはなかったので、結構衝撃を受けた。
 
②1スライド1メッセージ
自分にとってこれが一番難しいと感じた。
自分が一番言いたいことと相手がスライドを見て理解したことが一致するためには、まず情報をひとつひとつ整理することが必要なのではないかと考えた。
 
③「紙が先、パワーポイントが後」
著者によると、最初からパワーポイントで作ると、「パワーポイントで表現しやすいフォーマット」に制限され、自由度を極端に低めてしまうらしい。確かに、紙だとペンで自由に書くことができるのに、パソコンだといろんな作業が面倒になり簡単に終わらせがちだなと思った。これを著者は指摘しているのだとわかった。
 
この本の最後の方に練習問題がついていたので、やってみた!
 
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↑自分で作ったスライド 
 
〈このグラフを作るときに気を付けた点〉
・増減をはっきりさせること
・余計なメモリは付けずに、必要な数字と文字だけに抑えること
・紙に書いた通りにグラフを作ること→楽をしない!
 
今回は練習問題がすでに棒グラフだったため、私も棒グラフでスライドを作ってみた。
少しは伝わりやすいスライドに変化したと思う。
 
でも、なぜこのような内容のスライドを作るとき、グラフを使いたくなるのか?
 
これがもし、文章だけだったら…
「2005年:90億円→2009年:80億円
 利益増加を上回る値引きの金額の多さが、営業利益減少につながった」
という感じにすると思う。
 
営業利益が減ったということは、グラフも文章も伝えることができる。
どちらも、見た人が内容を理解するまでの時間が短いという点では同じであるといえる。
 
それでもなぜかグラフの方が見やすい、わかりやすいと感じるのはなぜなのか。
自分なりの意見をまとめてみた。
 
私見
・グラフで見ると、数字とか言葉とか関係なく、形から増減を知れる
→形だと外国人も理解することができる
・グラフは比較ができる
・文章だと左から右に目が動くけど、グラフだと見たい部分だけを見たり、全体を一度に見ることができるから
 
だから、グラフを用いて説明したくなるのかなと考えた。
 
山口さんはグラフの隅々までみて、この矢印の使い方は違うのではないか、このグラフの使い方は違うのではないかと考えていた。自分もそういう視点を持つべきだなと思った。
 
以上(*´-`)